テニスアレンジとは

簡単に言えば「テニスの予備校」です。

 アレンジには、調整とか、整頓という意味あいがあります。
 テニススクールや、友達やサークル・部活でのオンコートの練習の前に、先ず上達のための十分な準備ができていますか?大事な国際大会に挑む一流選手の準備・調整に関するこだわり・集中力は想像がつきますよね。あなたも、目標に向かい、自分の課題を頭に入れてコートに向かう楽しみを味わうべきです。
 私達は、コートに入る前の準備 戦う準備 のために、テニスの予備校としての役割を果たしていきたいと考えております。

プロ と 素人 の違い。 上手な人、下手な人 の違い。

 上手い下手の違いは、色々な評価の仕方、技術や条件で異なることでしょう。テニスをしたことがない人でも「あの人はきれいな打ち方をするなぁ」「あの人の打ち方は下手そうだな」と気付くものです。つまり、上手な人と下手な人では、何か普遍的に共通した違いがあるはずですよね。
 素人がプロになるには、その 違いは何か 知る必要があると思いませんか?

 一番の違いは「インパクト」までの体の使い方にあるはずです。その中で私達が一番先に指摘しておきたい違いが 手の力み です。以下には、熟練者と初心者の握力の筋電図をイメージしたものを掲載しておきます。自分はどちらのイメージですか?

力を抜いて! のアドバイスは二流の指導。

 あなたは○○病です、と診断する先生。でもこの先生が「この薬を飲んで!」とか、「こうすれば治ります」と言えなければ、この病院に通う意味を、あなたはどうお感じになりますか?
 病名の指摘は正しく行えても、治療法を知らない医者の話です。
 インパクト前の手の力みが下手くその原因であれば、「力を抜いて」としかアドバイスしない指導者をどうお感じになりますか?という問いかけです。少し嫌みな言い方でしたね。

 どんな力の抜き方がいいか、なぜ力んでしまうのか、までの説明ができるだけでなく、「あなたがその癖を治すには、このようなイメージを持つべきで、このような練習をしていれば必ず上達します」と、個人にあった処方箋・ 練習計画を提案 できる テニスの医者に出会うこと が重要だと申し上げております。
 残念ながら、テニスの医者は少ないですし、グループレッスンでは限界があるでしょう。良いイメージの獲得や、知識の習得にはオンラインが有効ですし、オープンスキルのテニスには、ボールの無いところでの反復練習がとても重要になります。

本当の基本から上手になりたい方へのテニス指導

 私達の指導は、神経を切断されてしまった方が、リハビリでその機能を取り戻す挑戦、それと同じことを強いる工程を提案します。従いまして、本気で上達しようと思う方以外は、ご参加されないで頂きたいです。過去に、何かのせいにして中断してしまうことが多かったので。

 伸び悩みの原因をオンラインで理解し、コートに入る前の生活の中で準備をする。
 運動神経伸び盛りのジュニアの指導と伸び悩む大人の指導とは異なります。自然に運動神経が発達する時期を超えている大人の上達は、リハビリ生活のようなものです。大変なことですが、楽しいレッスンを心掛けますので、努力が必要な日々を乗り越え、勝利の喜びに向けて歩んで頂きたいと思っております。

伸び悩みの一番の原因 ! 自分では気づけない、上級者も伝えづらい
ABC(Anticipation/Analyzation、Balance、Co-Ordination)の要素

 詳細な説明はレッスンにて行いますが、シーズン1では以下の3つのStepで進めて行きます。

  • エピソード1(テニスの覚醒)では、①インパクト ②ユニットターン この二つの理解で、テニスボールの弾き方・世界観を覚醒させます。これだけで、素人っぽさがどんどん無くなっていくので、ますますテニスにハマってしまいます。
     感の良いプレーヤーなら、これだけ学べば十分。自ら覚醒・進化をし続けることができます。

    エピソード2(伸び悩みの逆襲)では、打とうとするそのボールに、自分の体をどうコントロールすべきかを学ぶことになります。ボールの個性と自分の体の動きとの関係(バランスやコオーディネーション)の理解は、自分では気づけなかった上達のコツとの衝撃的な出会いとなるはずです。理想的なユニットターンからのインパクトを実現させるためには、目線と軸、フットワークが重要となります。スィングのバリエーションをマスターすると、ミスの原因もわかってくるものです。
     コート内の練習前の知識、ボールの無いところでの反復練習がいかに重要か。テニスへの挑み方、コート内での練習に向かう準備が変わってきます。
  • エピソード3(「タイトル秘密」・テニス)では、コートの中で何か起きているのかを制するものは、ゲームを制することを学びます。コート内の出来事をコントロールするために、相手より分析・予期・準備(アンティシペーション/アナリゼーション)できていなくてはなりません。負けている原因、勝っている原因、相手が何を嫌がっているのか、自分は何ができるのか、相手と自分のフィジカルやメンタルの関係など、コートの中では様々なストーリーが同時に動いていきます。特にダブルスは、その要素が強くなります。
     1つのポイントの中に、自分のBestプレーを映し出せているか。客観的な分析とパフォーマンスの遂行こそ、テニスの面白さの神髄だと思います。感覚を研ぎ澄ませ、コートで自分を存分に表現できるようなるために、私達と、あなたのテニス人生を、アレンジしてみませんか?